タイタニック号沈没事故の陰謀がテレビでも紹介され注目を集めています。
実際に起こったタイタニック号の沈没事故は映画と違いどんなものだったのでしょうか。
今回はタイタニック号沈没事故の陰謀の謎を分かりやすく解説!日本人も生存していた
と題してタイタニック号の事故についてまとめていきます。
タイタニック号は1912年4月10日にイギリスのサウサンプトン港を出発しました。
そして、航海中の14日に氷山があるという警告を受けていながら、進路を変えず氷山とぶつかり
沈没します。
そして約2200人乗っていた豪華客船から1500人以上の死者が出てしまいました。
映画を見ていてもわかりますが、ただでさえ極寒の外なのにあんな冷たすぎる海に
投げ出されるなんて恐怖でしかありませんよね。
映画では船長が居眠りをしていて気づかずにぶつかってしまったように描かれていますが、
イギリスの番組がフランス国立研究所などの近年の調査によって、
たくさんの証拠が残るタイタニック号の陰謀を公表していました。
実際はこの当時…タイタニック号を所有していたホワイトスターライン社は破産寸前!
・この時代の背景には世界的に景気が悪化しており、巨額な保険金が目的だった
・実際はタイタニックは沈没していなく、事故が多く欠陥だらけの姉妹船「オリンピッック号」と
すり替えられていた
などと言われています。
オリンピック号は既に就航していて、タイタニック号とは外見だけでまず区別がつかない巨大豪華客でした。
その証拠は航海直前のタイタニック号船首にある窓の数が、オリンピック号と同じで
本来のタイタニックのものより多かったりしていることから分かります。
オリンピック号は、処女航海でタグボート「O・L・ハーレンベック」を巻き込みそうになったり、
イギリス海軍の巡洋艦「ホーク」と衝突事故を起こし、この衝突事故で
スクリューが破損し、経費がかさむ→タイタニック用に準備されたものを転用したのでは?
と考えられています。
新造船のタイタニックと、修理の経費がかさんだオリンピック号をすり替え、
さらに保険金を狙って沈没させ、
・不要のオリンピック号の代わりに第一線で活躍できる 新品で「本物のタイタニック号」が
残った。
・会社再起のため保険金150億円も手に入った。
というのが陰謀論です。
また、一般人などの有権者もタイタニック号が出航する前に乗船をキャンセルしていたことも
分かっていて、ますます怪しさは顕著になっています。
これが本当だとしたら恐ろしすぎますね・・・
映画版も改めてチェックしてみてみてくださいね↓
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タイタニックはイギリスで起きた事故ですが、唯一の日本人も乗船していました。
細野正文さんという方です。
当時の明治期の鉄道官僚をしており、第1回鉄道院在外研究員としての
ロシア・サンクトペテルブルク留学の帰路で日本人でただ1人だけ乗船していたのです。
タイタニック沈没時に10号ボートに乗って無事に生還しています。
しかし、その後に言われもない疑いをかけられ批判され苦労したことがありました。
タイタニック生還者の一人であるイギリス人のローレンス・ビーズリーが出版した著作
『THE LOSS OF THE SS.TITANIC』の作中で
「他人を押しのけて救命ボート(13号ボート)に乗った嫌な日本人がいた」と証言し
日本国内で広まってしまったのです。
それを受け細野さんはこのように自分の著書で記しています。
ふと舷側を見ると今や最後のボート卸ろされるところで中には45人分の女子供が乗って居たが、スルスルと1ヤードか2ヤード程卸した。ところが何か滑車に故障があったと見えてピタリと止まった。ふと聞くともなしに聞くと『何にまだまだ3人位ゆっくり乗れるじゃないか』と船員同士の話声がした。私は立ち止った。すると私の側に居った一人の船員がヒラリとばかりにボートに飛び下りた。見るとボートは元の儘、舳のところが空いて誰も居ない。これなら飛込んでも誰れにも危害を与えまいと思ったので、いきなり飛び下りた。
引用:wiki
調査によれば、記録では細野さんが乗り込んだ10号の救命ボートには
アルメニア人男性と女性しか乗っていなかったのす。
それは事故当時、細野さんはひげをはやしていたためアルメニア人と誤解されてしまったのです。
一方ビーズリーの13号ボートには中国人がおり、ビーズリーはこの中国人と間違えていたそうです。
細野さんの手記や他の乗客の記録と照らし合わせた調査でも、
この中国人と細野さんは別の救命ボートに乗っていて人違いであることが明らかになりました。
沈没事故にも巻き込まれ、その後の2次的被害とも言えますね。
こんなことが実際に起こっていたなんて知らず驚きました。
様々な陰謀論が飛び交うタイタニック号沈没事故。
これだけ陰謀説が大きく取り上げられてることから、あながち嘘ではないようにも思えます。
こんなことが本当に起こっていたなんて、信じたくない気持ちで悲しくなりますね。