「鬼滅の刃」無限列車での戦いを終えた炭治郎は煉獄さんの実家を訪ねますが、
コミック68話で煉獄さんの父が炭治郎を見て怒り出します。
なんて、怒りっぽいお父さん…!と思った方も多いのではないでしょうか^^;
この記事では煉獄父が炭治郎に怒った理由はなぜなのか?
日の呼吸の使い手との関係についてまとめていきます!
(ネタバレ注意)
煉獄杏寿郎の父である、煉獄槇寿郎はコミック8巻、68話で
炭治郎が日の呼吸の使い手だと知り激怒しました。
なぜ、日の呼吸の使い手だからと怒ったのでしょうか?
煉獄さんの父、槇寿郎は「炎柱の書」(煉獄家に代々伝わる文書)を読み、
日の呼吸の異常な強さや、自分が継承してきた炎の呼吸が
派生に過ぎなかったことを知り、
自分に自信を無くしてコンプレックスを抱いていました。
結論から言うと
炭治郎は「炎柱の書」に書かれていたものと同じ耳飾りを付けていたことで、
「日の呼吸の使い手で、調子に乗っている」と槇寿郎は勘違いしたのでしょう。
槇寿郎のコンプレックスに触れてしまったのです。
日の呼吸以外では鬼の始祖、鬼無辻無惨を倒すことができない
という事が分かっており、
日の呼吸から派生した他の呼吸は、馬鹿にされている、
どんなに極めてもダメだと思っているからなのですね。
煉獄家歴代の「炎柱の書」の内容はコチラ
↓↓
煉獄さんの父、槇寿郎は‘‘始まりの呼吸‘‘のことを
「一番初めに生まれた呼吸、最強の御技 そして全ての呼吸は日の呼吸の派生
全ての呼吸が日の呼吸の後追いに過ぎない 日の呼吸の猿真似をし劣化した呼吸だ
火も水も風も全てが!!」
と完全に、「日の呼吸の使い手以外は意味のない物」といっているようで
卑屈になっていますよね~。
炭治郎の耳飾りを見て、
日の呼吸の使い手が現在もまだ残っていて
日の呼吸以外の他の使い手のことをバカにしている、
見下していると思い込んでいたようです。
煉獄さんも「炎の呼吸の使い手は代々の柱に必ず入っていた」と言っており、
始まりの呼吸の使い手である、縁壱(よりいち)の時代にいた
煉獄家の祖先が炎の呼吸を習得し、それ以来ずっと炎の呼吸を受け継いできました。
「日の呼吸」と「炎の呼吸」。
「「炎の呼吸」を‘‘ひの呼吸‘‘と言ってはいけないと言われている」と
胡蝶しのぶさんも言っていましたね。
しっかり区別させなければいけなかったのでしょう。
煉獄さんの父、槇寿郎は代々の「炎柱の書」を読んで、
自分が受け継いでいる炎の呼吸を日の呼吸の使い手から
ないがしろにされたような気がしていたので、
日の呼吸の使い手に対して、あまり良く思ってはいなかったようです。
煉獄さんが炎柱の書を読んだ事がなかったのは
槇寿郎が読ませないようにしていた…、
ある意味、愛だったのかもしれませんね。
煉獄さんの父、槇寿郎が炭治郎を見て激怒した理由についてまとめてみました。
槇寿郎の怒りや、心が折れてしまったのはすべて歴代「炎柱の書」を
読んで内容を知っていたからなのですね。
炎柱の書を読んで、日の呼吸の使い手に対してコンプレックスを持っていた槇寿郎ですが
煉獄さんの死を誰よりも悲しんでいたのは間違いないでしょう。