東大事件高校などのおぞましい事件は、いつの時代にも起こり続けています。警察が懸命に捜査していますが、それでも犯人の特定に至らない事件も多くあるのが現状。中には、命を落とし今でももがき苦しんでいる遺族がいる中、時効を迎えてしまった事件もありますよね。そんな、多くの謎が残る未解決事件をまとめてみました。
大阪府で起きた、男児の失踪事件。突然自動車にはねられ、頭部から血を流しぐったりした男児を、車を運転していた40代くらいの男が「自分で病院に連れて行く」と言ってそのまま連れ去ってしまいます。そのまま男児は見つからず、時効が成立しているのだそう。
懸賞金500万円が懸けられた、5件の幼女誘拐殺人事件。栃木県と群馬県をまたいで発生しました。5件のうち4件は、誘拐された女児が死亡しており、1件は見つかっていないのだそう。
約半年にわたり起こり続けた、無差別毒殺事件。何者かが、パラコートという除草剤を混入させた飲料を自動販売機近くに置き、それを飲んだ13人が死亡しました。当時は監視カメラもなく、物的証拠も乏しかったため犯人の特定には至らず、時効が成立しています。
パチンコ店の駐車場から4歳の女児が誘拐され、翌日河川敷で遺体となって発見された事件。事件と無関係だった男性が一度逮捕されていますが、その後のDNA再鑑定で無実が判明。冤罪被害者も出してしまうという結果になりました。
八王子にあるスーパー「ナンペイ」で起きた強盗殺人事件。今では未解決事件の代名詞として、語り継がれていますよね。3名の女性従業員が命を落としています。
葛飾区柴又の民家で火災が発生。焼け跡から、上智大学の女子学生が遺体となって発見されました。口と手を粘着テープでふさがれており、殺人事件と断定されましたが、いまだ犯人の特定には至っていません。
名古屋市のアパートで、主婦が殺害された事件。犯行はなんと、当時2歳だった息子の前で行われたということで、その残忍さが窺えました。その一方、子どもには手を出さなかったことから、子どもに対する一種の愛情を持つ人物の犯行であることが推測され、女性なのではないかといわれているそうですよ。
家族4人が惨殺されるという悲痛な事件は、犯人の異常な行動でも注目を浴びました。殺害後、長時間にわたり現場に留まり、冷凍庫のアイスクリームを食べるなどの奇行が確認できたものの、犯人の特定には至っていません。
大阪府堺市にある弁理士の自宅を訪れた男が、玄関から出てきた母親を刺殺。その悲鳴を聞いて家から出てきた次女をも殺傷するという事件。弁理士自宅だったことから、怨恨ではないかといわれていますが、犯人も動機もいまだ謎のままだそう。
昭和から平成に起きた、謎が深まる未解決事件をご紹介してきました。中には、未解決事件として長らく語り継がれているものもあり、聞きなじみのある事件も多かったかもしれません。被害者が出ているにもかかわらず、犯人は今ものうのうと生きていると思うと、恐怖を感じますね。残念ながら時効を迎えてしまった事件もありますが、捜査が続いている事件に関しては、早急な解決が求められます。