2018年に高卒ドラ1で広島カープに入団した小園海斗選手。近年は安定した成績を残していましたが、2025年シーズンは特に飛躍のシーズンとなっており、シーズン終盤に入った今首位打者争いをリードする存在となっています。そんな小園海斗選手ですが、実は割と早い段階で結婚されていたんですよ。
今回は小園海斗選手と奥様、渡辺リサさんの馴れ初めや年俸、成績について紹介します。
小園海斗選手の奥様は渡辺リサさんです。渡辺リサさんは2002年に広島で誕生したファッションモデル兼インフルエンサーで、小園海斗選手の一つ下の学年です。
小園海斗選手は2021年1月に結婚を発表していました。プロ二年目のシーズンを終えたオフ、20歳での結婚に多くのファンが驚きましたが、この時は相手の情報は公表しておらず、週刊誌の報道、および2022年11月の本人の公表があって相手が渡辺リサさんだということが明らかになりましたよ。
小園海斗選手と渡辺リサさんの馴れ初めはどういったものだったのでしょうか。渡辺リサさんが明かしたところによると、二人の出会いは2019年8月、渡辺リサさんがカープの選手を出待ちしていた際に出会ったというものだったようです。カープファンの渡辺リサさんが選手の出待ちをしていた際、多くの選手が素通りしていったものの小園海斗選手は渡辺リサさんに視線を送っていたらしく、その後渡辺リサさんがSNSのDMで小園海斗選手にアプローチ、互いにやり取りをするような間柄になったそうです。渡辺リサさん、すごくアクティブな方ですね!
ただ、渡辺リサさんの話によると、最初は渡辺リサさんにとって小園海斗選手は恋愛対象ではなく、友人などを交えて会っていた期間も「あくまで友達」という認識だったそう。小園海斗選手の側が渡辺リサさんにゾッコンだったのか、頻繁にデートに誘ったり、結婚を前提とした交際を申し込んで渡辺リサさんに振られたり、といったこともあったようです。振られた小園海斗選手は号泣してしまったそうですが、渡辺リサさんはその時に小園海斗選手の想いの強さを知り、泣いてくれたことについて「嬉しかった」と語っています。
一度は振ったものの、小園海斗選手への想いは強くなっていった渡辺リサさんはその後も小園海斗選手との友人関係を続け、クリスマスにデートした際に「家族みたいだな」と思い、交際を決意したそうです。
この時のデートは子どもを交えた3人でのデートだったそう。実は、渡辺リサさんにはすでにお子さんが一人いたのですね!2019年3月に第一子となる女の子を出産していたのです。
渡辺リサさんは子どもが小さいうちに結婚したいという考えがあり、そのために一度は交際した小園海斗選手との別れを決断します。小園海斗選手はまだ若く、将来を期待される野球選手、早いうちの結婚はできないと思ったのかもしれません。
しかし別れを告げられた小園海斗選手は号泣し、「最後でいいから会いたい」と渡辺リサさんとの最後の機会を作ると、その場で「3年後に結婚しよう」とプロポーズ。覚悟を示したことで二人は結ばれることとなり、結果的にプロポーズから1年後の2021年1月に入籍しました。
渡辺リサさんの祖母は「結婚はもう少し待ちなさい」「手を挙げてバンザイとはとても言えません」と懸念を示しており、波乱万丈の人生を送ってきた渡辺リサさんが相手ということで小園海斗選手を心配するカープファンも多くいました。しかし、結婚から4年経った現在も二人が離婚したという報道はなく、成績を見ても小園海斗選手は2021年から目に見えてあらゆる数字を良い方向に上げています。
2022年11月には「帰ったらご飯もありますし、感謝しかない」「サポートをしてもらっている」と渡辺リサさんへの感謝を語った小園海斗選手。家族の支えが飛躍に影響しているのかもしれません。
渡辺リサさんが以前のパートナーとの間にもうけた第一子のこともとても可愛がっているという小園海斗選手。2022年1月には渡辺リサさんにとって第二子となる女児が誕生しています。お子さんの名前は、長女が「想(そう)」さん、次女が「翠(すい)」さんです。
小園海斗選手が結婚したのは2021年1月ですから、その約1年後にお子さんが誕生したのですね。
小園海斗選手の年俸推移は以下のようになっています。
シーズン | 年俸 |
2019年 | 800万 |
2020年 | 1000万 |
2021年 | 800万 |
2022年 | 2100万 |
2023年 | 4000万 |
2024年 | 5400万 |
2025年 | 9000万 |
これらの年俸の数字はあくまで推定のものであることに注意が必要です。小園海斗選手は契約金1億円プラス出来高払いで広島カープに入団しており、初年度の年俸は800万円でプロ人生をスタート。高卒ルーキーながら58試合に出場したルーキーイヤーはオフに昇給を勝ち取りましたが、2020年は一軍の出場試合数が減りダウン査定に。それでも、翌シーズン以降は順調に年俸を上げており、今年の活躍を見るに今年のオフの契約更改では1億円を突破するのは間違いないでしょう。
小園海斗選手はルーキーイヤーに58試合、197打席に立ち打率.213、出塁率.241、本塁打4本を記録。高卒ルーキーとしては素晴らしい数字であり、その後2021年に113試合に出場して481打席と規定打席到達も果たした上で打率.298、出塁率.320、本塁打5本を記録と、高卒三年目にして素晴らしい成績を残しました。
過去6年の通算成績では打率.274、出塁率.306であり、四球は少なく、積極的に打ってヒットを重ねていく巧打タイプのバッターであることが窺えます。守備位置はショートやサードが多く、サードだとエラーが多い傾向にありますね。
2025年シーズンは最終盤の9月にさしかかって、打率は規定打席に到達した上で3割を超えており、これはセ・リーグ唯一。首位打者争いでは大幅にリードしています。出塁率は打率より5分ほど高く、今年の小園海斗選手は例年以上に四球を選べているということも分かります。驚異的なのは得点圏打率が4割2分程あるということ。チャンスに強いバッターなのですね。
盗塁数は11、2024年の13がキャリアハイであり、これを越える可能性もあります。一方で本塁打は3本、あまり大きな打球は狙っていないということが分かりますね。
今回は小園海斗選手と渡辺リサさんの馴れ初め、子ども、年俸や成績について紹介しました。4球団競合の末カープに入団した小園海斗選手。ここにきてその期待に文句なしに応える活躍を見せています。2026年に控えるWBCでも日本代表の候補の一人に数えられる選手だけに、今後の活躍からも目が離せませんね。